ジュニアースタッフブログ

私がチェックを着ない理由?

はじめまして、ネイプルのパタンナーの山田です。


季節は本格的な夏に向かっていますが、ネイプルでは現在、今年の冬物とその次の春物を制作中です。

私の担当する冬物の中にチェックのブラウスがあるのですが、柄合わせに悪戦苦闘しました。
柄合わせとは、着た時に見栄えがするように柄の配置を考えること。
自分の勉強不足を反省しつつ、そういえば普段チェックって着ないなぁ、と思いました。


何故なのか考えてみると、浮かんだのは小さい頃に読んだ「あしながおじさん」。

孤児院育ちの主人公は、子供時代に着せられ続けたギンガム・チェックを嫌悪しています。
もしかすると、幼い私の頭に「チェックはダサい」という考えが植えつけられたのかもしれません。


本に影響されることは結構あります。

太宰治の「女生徒」の主人公は、胸に白い薔薇を刺繍した下着を着て「誰にもわからない。得意である」。
これぞ乙女だ、と思った私は、インナーにアップリケをアイロン接着しまくったものです。


今の私の憧れは、村上春樹の小説に登場する、知的で美しい女性たち。

例えば、「羊をめぐる冒険」で「僕」が出会う、親友の元恋人。

「彼女の服装の好みはあっさりとしていて気持ちが良かった。」
ゆったりした綿のズボンに、シャツの袖を肘まで折り返し、肩には皮のショルダー・バッグ。
「どれも新しいものではなかったが、よく手入れされていた。」

品性というのは装いに表れるものだ、と惚れ惚れします。
同時に、こんな女性には一生なれそうもない、とため息…。

そういえば、村上さんの小説には、あまりにも多く服を買い過ぎる女性や、
ピンクの服ばかり着る太った娘も登場します。


映画や漫画のように視覚表現の出来ない、文学での服の描かれ方というのは面白いですね。
これからも楽しんで読書したいです。
そしてチェックの服にも手を出してみようかな、と思います。

  • 投稿日 2012年07月06日
  • 販売促進部
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